特集(2018年12月)
UACJは、100年以上にわたって培ってきた研究開発力と多彩な加工技術を持つ、総合アルミニウムメーカーです。今後はこれらの特長を活かして、アルミニウムを“素材”として提供するのではなく、付加価値を持つ“ソリューション”として提供する企業へと進化していきます。
お客様・社会が抱える課題にアルミニウムで応える、世の中になくてはならない企業を目指していきます。
素材を活かす研究開発
多彩な加工を生み出す
6事業
グループ連携で、
付加価値を持つ
ソリューションとして提供
たとえば・・・押出事業と加工品事業が連携して品質を高める製品を開発
UACJは、各事業が蓄積した加工技術や独自のノウハウを組み合わせ、アルミニウムの新たな可能性を生み出しています。その成果の一つが、アルミニウム製軽量バンパーアセンブリーです。研究開発部門と押出・加工品事業が連携し、剛性を保ちながらも卓越したデザインと大幅な軽量化を実現。この製品は、2015年発売の4代目「マツダロードスター」に採用されています。
たとえば・・・研究開発力を活かして用途に合った合金を開発
UACJは、アルミニウムへの深い知見を活かし、お客様の多様化するニーズや社会の課題解決に合金開発から取り組んでいます。2017年には、IT筐体向けに従来製品の約2倍の強度を持つ「ZK75」を開発。スマートフォンの薄型化・大画面化の追求とともに生じる強度不足を解消したことで、「arrows NX F-01J」に採用されました。