鋳物コンプレッサホイール

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自動車用ターボチャージャに

鋳物コンプレッサホイールの写真

自動車市場が拡大する中、環境・燃費対策を比較的低コストで実現することから、世界規模で自動車向ターボチャージャの需要が増えています。鋳物コンプレッサホイールはターボチャージャの主要部品であり、耐久性および寸法精度からお客様から高く評価されています。

特長

  • ターボチャージャ用コンプレッサホイール材は、お客様のニーズに応じて精密鋳造と削出しの二つの方法で製造されます。
  • 当社ではその両方に対応して量産製造を行っています。鋳物品ではゴム型、石膏鋳型を使用した自由で滑らかな曲面を含んだ形状への対応が可能。一方、削出品は高精度な寸法への対応が可能となっています。
  • 工程内で発生する切粉や端材については、株式会社UACJ鋳鍛ならびにUACJグループ内で循環させることにより、資源の有効活用を実現しています。

製品用途

  • 自動車用ターボチャージャ

製造技術

低圧鋳造法

低圧鋳造法は、アルミ溶湯に低いガス圧をかけて製品の型内に流し込み成形する鋳造法です。従来の重力鋳造法と比較して、鋳造時にアルミ酸化物の巻き込みなどによる内部欠陥を抑制し、強度・耐久性、寸法精度に優れた高品位なアルミ鋳物を安定して作り出します。

削出法

5軸マシニングセンターによる削出法で、コンプレッサホイールを製造。合金開発からの一貫製造で高品質な製品を供給しています。

コンプレッサホイール
5軸マシニングセンターによる削出

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生産拠点

UACJ Foundry & Forging (Vietnam) Co., Ltd.

所在地

Road No.16 Tan Thuan Export Processing Zone, Tan Thuan Dong ward, District 7, Ho Chi Minh City, Vietnam

量産開始

2007年3月